こんにちは!un-Limited Schoolチーフカウンセラーの船坂綾子です。
悩み相談を受ける中でよく感じることがあります。それは、
『一生懸命頑張り過ぎる』方なんだなーと。
とても真面目で、物事をきちんと捉え、責任を果たそうという気持ちが強い方なんです。
確かに、とても素敵で何も問題ないように思いますが、なぜ、こんな素晴らしい気持ちを持っている方が、
『グループのリーダーなんだが、上手くいかない』『私のやることに賛同してもらえない』『メンバーの中で疎外感を感じる』などの相談をするような状況になってしまうのでしょうか?
グループのリーダー、または学校なら班長さんや学級委員さんになったとき、苦い経験をしたことはありませんか?
それは自分の意識の方向の問題なのかもしれません。
こういう方はえてして、「結果」や「到達点」「物事」に対して全速で突っ走りがちです。
一生懸命頑張ること自体は、とても素晴らしいことだと思います。
ただし、目の前しか見ずに暴走状態になると、周りで起きていることが見えず、真っ直ぐ過ぎるゆえに、もしかしたら、知らないうちに他の人に迷惑を掛けていたり、周りのメンバーのことを置き去りにしてしまい、空回りしてしまっているかもしれません。
まさに、「進めなければ!」「やらなければ!」という正義感と責任感の現れが、その真意がねじ曲がって伝わると、
「勝手に進める」
「自分の意見ばかりを通そうとする」
「押し付ける」
「他の人の意見を聞かない」
などの印象になってしまいますね。
そのうち、「勝手に自分だけでやれば?」
に変わってしまうものです。
それは、本意とは程遠いこと!
そんなときは自分の状況をまるで「テレビで観るように」眺めてみましょう。
私達のNLPの用語で『デイソシエイト』といいます。
これが「客観視する」ということ!
もし、何かうまく行かないと感じたら、自分から見たことや感じたことだけでなく、「他人の目を借りるように」観てみましょう。
自分の目で見て認識していたものとは異なる側面を発見できるかもしれませんね!